Cloud9とは
ブラウザのみでどのマシンからでもコードを記述、実行、デバッグできる、クラウドベースの統合開発環境 (IDE)というものになります。
簡単にいうと、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するインターネット上で色々なプログラミング言語でも使える場所ってイメージです。
Cloud9を使う4つのメリット
色々とあるのですが、大きいメリットは以下かと思います!
① 環境構築不要
プログラミングをしようと思っても自分で環境でどうやってプログラミングするのかなと悩んでしまいますが、クラウドサービスなので、考えなくてもできます。
② 簡単に環境の再作成や削除ができる
初心者だと自分のPCに色々なソフトとかをインストールして、ディレクトリ(フォルダ)がぐちゃぐちゃになってしまい、突然PCが動かなくなるとかもないです。
③ 利用環境を選ばない
インターネットで最新のブラウザがあれば、どのPCでも問題なく使えます。
④ 無料から使用できる
AWS 無料利用枠というものがあるので、気軽に始められます。※1年程度は無料で使えます。
仕組み
ではどのような仕組みになっているのか知らない人も多いので、説明します!
実はCloud9だけでコードが書いて、実行できるわけではありません。
Cloud9の仕組みのイメージです。
自分のPCCloud9(コード書くもの)
EC2(仮想サーバー)で自動的に環境構築をします。
ブラウザで自分がCloud9で書いたコードのプレビューができます!
また他の人にエラーとかになったプログラミングコードをIAM(アクセス権限を設定できるもの)で共有設定すると他の人もコードを確認できるようになります。
<登場するサービスの概要>
・Cloud9:ブラウザのみでコードを記述、実行、デバッグできるサービス
・Amazon EC2: Amazon Elastic Compute CloudというAWSが提供する「仮想サーバー」
・IAM(アイアム): AWS Identity and Access Managementという他の人とCloud9を共有できる権限管理サービス
まとめ
大抵のプログラミングスクールでCloud9を使われていますが、Cloud9が選ばれる理由はプログラミング初心者がうまくHTML,CSS,そのほかプログラミングコードを書いたときに一緒に確認できることが大きいかと思います!
TechAcademy サムライ塾 TECH::EXPERT
ただ、気軽にプログラミングを始められる反面、環境構築(インフラ)の知識がない人が多く、エラー時に対応できないケースも見られます。
ぜひ仕組みを知って、エラーに対応できるようにしておいておくとより、エンジニアのスキルは上がると思います(´▽`*)
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それでは今日はここまで。