ChatGPT Advanced Data Analysisとは?
ChatGPTの有料版のChatGPT Plusの「GPT-4」で使えるpythonのコード実行やExcel、パワーポイントなどのファイルを使った分析や資料作成できるツールです。
ChatGPT Advanced Data Analysisを使用するには以下の条件が必要です。
・Advanced Data Analysisを有効化にする
ChatGPT plus 有料版とは?そもそもChatGPTとは?ChatGPTはコンピュータとの会話を楽しむためのツールです。言い換えれば、コンピュータとおしゃべりできる友達のような存在です。ChatGPTに質問をすると、[…]
Advanced Data Analysisの有効化
①ChatGPTの画面の下の「設定(setting)」をクリック
②β(ベータ)機能の高度のデータ分析をONにする
③ChatGPTの画面上の「GPT-4」の「Advanced Data Analysis」を選択し、機能が有効化
Advanced Data Analysisの使用例
①CSV作成
<プロンプト文章>以下の要件のCSVファイルを作成してください。 列の項目: 月曜から日曜(A列目は使用金額) 行の項目: 朝食, 昼食, 夕食 各セルの内容: 朝食は0~600、昼食は0~1500、夕食は0~3000でそれぞれランダムに生成した数
②ファイルよりグラフ作成
メッセージの左の+ボタンより①で作成したCSVファイルを選択し、グラフ化依頼
自動的に分析結果を解説してくれます。
※初期設定では日本語対応していないので、日本語フォントをダウンロードしてアップロードすることで使えるようになります。
③スライド作成
作成してもらったグラフをスライドにまとめるように依頼すると以下のようにまとめてくれます。
④QRコードの作成
共有したいURLのQRコード作成の依頼すると以下のようにQRコードを作成してくれます。
Advanced Data Analysisのできること
・Pythonのコード実行(その他のプログラミングコードは現状は対応なし)
・対応している以下ファイルの分析や作成
データ形式(csv,xml,json 等)
Microsoft オフィスファイル(docx, xmlx, pptx 等)
画像ファイル(jpg, png, bmp, gif 等)
PDFファイル
ZIPファイル
QRコード
プログラムやhtml,csv などのソースコード
動画ファイル(mp4, avi, mov)
まとめ
Chatgptの可能性を広げる機能であるAdvanced Data AnalysisはPythonのコードを知らない人でも簡単にデータ分析や資料作成を助けてくれるツールであることは間違えありません。
ただし、現状はセキュリティなどで機密情報などを扱うことは危険ですので、一般的なデータなどやデータサイエンスの練習などに使うことが多いかもしれません。
今後により期待のできる機能であることは間違えありません。