「社内資料や営業資料、レポートを作ったら、資料が分かりにくい!」と言われて悩んだことはありませんか?
資料が分かりやすいと言われる人と分かりにくいといわれる人の差は何でしょうか…
それは、実は「グラフや図の使い方」です!
私自身も資料にグラフや図を意識して使うようになった後からセミナー、営業先のお客様に「すごく分かりやすい」という言葉を言われることがほとんどになりました。
資料作り方を教えてもらうことが今までなかった方もグラフの特徴を知ることで資料がうまくなれるといえます(^▽^)/
グラフや図の効果
いきなりですが、「メラビアンの法則」をご存知でしょうか?
簡単にいうと、コミュニケーションで何を重視するのかということです。
メラビアンの法則では視覚情報がコミュニケーションでは半分以上の55%であり、言語情報はわずか7%と言われてます。
つまりはいかにいい文章の資料を作ったとしても、分かりにくいと言われてしまうのはそのためです。
人は資料をみて分かりやすいか判断する際は視覚的に理解しやすいかを重視するということなのです。
では今回はデータ分析の基本でもあるグラフをどのように使うかをお伝えします。
グラフの特性
グラフには「折れ線グラフ」、「積み上げグラフ」、「棒グラフ」とさまざまな種類があります。
それぞれの得意とする分野を説明していきます。
推移をみる
「折れ線グラフ」
時系列でデータを観察・動向、推移を把握することに向いています。
比較する
「複合グラフ」
推移とともに基準となる値と比較する必要がある表現、2軸の表現が必要な場合など向いています。
内訳をみる
「パイチャート」、「積上げ棒グラフ」
全体的な傾向・動向と共に、内訳を吟味する必要がある場合に向いています。
順位をみる
「棒グラフ」
内訳をみるの応用であり、集計データに対して行うことが多いです。
関係をみる
「散布図」、「バブルチャート」、「レーダーチャート」
2つ以上の項目間において相関・位置関係、バランスを感知したい場合に向いています。
詳細をみる
「リスト表」、「マトリックス表」
グラフでは表現しきれない数値の詳細情報や、視覚化して見る必要のない場合の表現で使います。
まとめ
資料でもデータ分析でもグラフを使うことは大変多いです。
その中でどのグラフを使うとより分かりやすく伝えられるということを知っておくと説得もあり、理解しやすくなると思います!
今回はデータ分析の基本でもあるどの状況でどのグラフを使うと効果的かというお話でした。