結論
VPNは「セキュリティ特化」から「海外の動画サイトへの視聴」まで幅広く対応できるネットワークサービスです。
VPNとは?
VPN(ブイ・ピー・エヌ)はVirtual Private Networkの略で「実際には専用線ではないが、専用線っぽく見せた(仮想)私用のネットワーク」のことです。
現在はスマホの普及およびコロナの拡大により、外出時にiphoneやandroidなどのスマホを利用したりPCを自宅に持ち帰るリモートワークが増えました。
ここで質問です。「現在使っているインターネットは本当に安全といえるでしょうか?」
自宅で使用しているインターネットなどの大多数は実はフレッツ光を利用した共有回線(ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかり等)です。
VPNを使用することで安全な回線を作り出すことが可能といえます。
VPNの効果
VPNは安全性の他にも色々なメリットがあります。
安全性
VPNサーバーに接続するとインターネット通信はすべて暗号化されます。
そのため無料Wi-Fiなどの安全性がなく、盗聴されやすい場面でもセキュリティを強化できます。
またVPNを利用することで何を閲覧していたか、パスワードなどの情報もインターネットサービスプロバイダーからも特定できない効果があります。
遠隔操作
VPNはIPアドレス(それぞれの機器に割り当てられた数字)を隠すことができます。
IPアドレスから位置情報を特定できるため、それを隠すことで日本からでも海外のコンテンツを楽しむことも可能です。
逆に海外からでも日本のコンテンツを楽しみことも可能です。
低コスト
VPNはあくまで仮想の専用線のため、通常の回線の専用線を用いるより圧倒的に低コストが可能です。
なぜなら専用線は新規で回線を設置する必要もあるため、知識のある人が構築し、運用する必要があるためです。
またVPNも最近は月額1000円以下のサービスも増えたこともあり、手軽な存在になってきました。
VPNの選び方
ではどうような基準でVPNを選べばよいのか?
3つのポイントで自分に合うものを選びましょう。
対応OS(iOS,Windows等)
使用するデバイスによってはVPNが対応していない場合もあります。
現在のVPNではWindows、Mac、iOS、Androidが対応できるサービスも多いですが、サービスによっては未対応のOSもあります。
自分が使っているOSを選択する必要がありますので、注意が必要です。
海外の使用頻度
VPNを海外でも利用したい人はそのVPNがその海外でも利用できるか確認する必要があります。
特に中国はVPNの規制も厳しいため、中国でも使いたい方は注意が必要です。
速度・安定性
VPNを繋いでインターネットに接続する際はVPNサーバーを経由することが多いので、VPNサーバーの数も大事になります。
またPCで作業しながらスマホも使いたいという場合もあると思います。
その際は同時接続数という数で安定してVPNを使えるかチェックする必要があります。
30日間返金保証もあるVPNも多いので、試しつつマッチするVPNを探すことも可能です。
おすすめVPN(価格や特徴)
今回は5つのVPNサービスを比較してみました。
サービス名 | 一言まとめ | 月額価格 | 対応OS | サーバー数 | 海外対応数 | 返金制度 |
---|---|---|---|---|---|---|
Nord VPN | コスパ・定番 | 390円~ |
| 5376台 | 60か国 | 〇あり |
Millen VPN | 日本企業の安心サポート | 968円~ |
| 1300台以上 | 50か国 | 〇あり |
スイカVPN | 中国在住者に人気 | 716円~ |
| 47台 | 10か国 | ×(2カ月の無料期間あり) |
セカイVPN | 短期利用でお得 | 1100円 |
| 不明(数十台程度) | 10か国 | ×(2カ月の無料期間あり) |
Avast SecureLine VPN | スマホ利用が低価格 | 122円~ |
| 不明(50台程度) | 34か国 | 〇あり |
Nord VPN(ノールVPN)
日本でも人気が高くコスパもよく人気です。
NordVPNはVPNプロバイダー企業であり、その主な目標はお客様の選択の自由を尊重し、テクノロジーを革新し、すべての人が使える無料で安全なインターネットを構築することにあります。NordVPNは最先端の機能、透明性、ユーザーへの心からの配慮と共に、世界最高のVPNとなっています。(公式サイトより)
Millen VPN(ミレンVPN)
現在世界のシェアを持つVPNサービス(NordVPN等)は基本的に海外の企業が運営しています。
Millen VPNは日本企業が運営するVPNサービスの中ではサーバー数やサービス規模が一番大きいサービスになっています。
そのため日本語のサポートの安心感はあると思います。
Millen VPNを使うことで、あなたのデバイスからインターネットまでの間を暗号化し、セキュリティの強化やプライバシーを保護し、地理的な制限を解除することができます。
特にセキュリティが信用できない環境でインターネットを使う場合は、VPNを使って保護することをおすすめします。(公式サイトより)
スイカVPN
規制が厳しい中国での使用ができるのが特徴です。
また大多数のVPNサービスは同時接続台数が4~6台ですが、スイカVPNは47台とかなり多いです。(法人としてアカウントを持つこともできます)
また契約期間も他に比べて柔軟性があります。
セカイVPN
セカイVPNは日本での運営実績が長いこともあり、日本国内のサーバーが多いです。
また長期間割引にないため、日本で初めてVPN体験する方に向いているかもしれません。
セカイVPNとは日本や世界各国に設置したVPNサーバーに接続することで、
各国のIPアドレスでインターネットアクセスを可能にするIP共有型のVPNサービスです。(公式サイトより)
Avast SecureLine VPN(アバスト セキュアラインVPN)
全世界4億人以上に利用されているウイルス対策ソフトを提供しているAvastのサービスです。
PCとスマホでは価格が違いますが、年間料金なので安いと言えます。
スマホで手軽にVPN始めるのはありですね。
アバスト セキュアライン VPN は、オンライン アクティビティの盗聴を防ぐ暗号化トンネルを使い、安全なアバスト VPN サーバーを通じてインターネットに接続できるアプリケーションです。(公式サイトより)
まとめ
VPNを使って海外のNetflixなどの動画視聴サービスをみれたり、住所や閲覧記録を保護できるのはいいですよね。
最近はサイバー攻撃も身近なものになっていることもありぜひ家で安心な環境で動画みれることは大事ですね。
VPNを1回導入して、好きな作品をいつでも見れるようにしておきましょう!