VPNとは
VPN(ブイ・ピー・エヌ)はVirtual Private Networkの略で「実際には専用線ではないが、専用線っぽく見せた(仮想)私用のネットワーク」のことです。
現在はスマホの普及およびコロナの拡大により、外出時にiphoneやandroidなどのスマホを利用したりPCを自宅に持ち帰るリモートワークが増えました。
そこで「自宅や外で使っているインターネットは安全に守るサービス」が必要となりました。
1990年代末から2000年代当初に登場した技術がVPNです。
なぜVPNが必要なのか
大きくは2つの理由があります。
個人情報を守る
現在はスマホも普及し、インターネットなしでは生活ができない方も多いでしょう。
インターネットは大変便利ですが、情報を閲覧や取得するだけでなく、実は自分自身の情報(位置情報や性別、年齢等)も送信されています。
またスキルのあるハッカーであればクレジット情報や不正アクセスをすることも可能です。
VPNはインターネット通信における「セキュリティを強化する」ことが可能です。
VPNを使ってセキュリティを強化することでハッキングやなりすましなどを防ぐ効果があります。
他者からみると、どのような通信をしているかを隠すことが可能
海外サービスへのアクセスを可能に
インターネット上では位置情報を取得することも可能です。
日本からはインターネット通信であれば日本の情報がメインに表示されます。
ただ逆に日本から海外サービス(海外のNetflix等)を閲覧することは日本の規制に引っかかり閲覧できません。
VPNは位置情報を隠すことができ、日本にいるにも関わらず海外からアクセスするように見せることが可能です。
それにより海外サービスを閲覧、使用することが可能となります。
海外Netflixをみるには結論を先に言うと「VPN」を検討しましょう。VPNを使うことでIPアドレス(それぞれの機器に割り当てられた数字)を隠すことができます。IPアドレスから位置情報を特定できるため、それを隠すことで[…]
仕組み
仕組みを理解するには4つの用語を理解する必要があります。
トンネリング
通信を行う2つの地点間(自分のPCと閲覧サイトのサーバー)で仮想のトンネルを建て、第3者からは見えないようにしていることです。
ただトンネリングだけでは盗聴やトンネル内にウィルスなどが入り込む可能があります。
カプセル化
通信データをインターネット上でやり取りするときにカプセルのようにデータを包むことができます。
通信データを人間と例えると車でどんな人が乗っているかという情報は隠すことができるイメージです。
トンネリングとカプセル化により外部から通信データをある程度は隠すことはできます。
ただトンネルから出入口にハッカーが待ち構えている場合はデータを守れません。
暗号化
通信データ自体に暗号をかけ、その受け取りと受け渡しのときに鍵を開けて通信データを取り出すイメージです。
もし外部からのトンネルに侵入がしても鍵がないと通信データはみれないようになってます。
車に乗っている人が被り物をつけて運転(暗号化)して、家や建物に鍵あけて入る(暗号化を解除)イメージです。
認証
通信データの受け取りと受け渡しのときに本人確認をするイメージです。
これによりトンネルの出入口でも安全に通信データを守ることができます。
今回の例では運転免許証を出入口で確認するイメージです。
まとめ
VPNのイメージは掴めでしょうか。
今回は図を使ってVPNがどのようにインターネット通信を安全にしているか、VPNが必要な理由を解説しました。
最近は仕事がテレワークになった人もいるかと思います。
仕事のデータだけではなく自分の個人のデータを守るためにもこの機会にインターネット環境を見直してみるといいでしょう。
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